受験英語を超えたコミュニカティブな英語教育を実践し、
自立しグローバルな視野を持った地球市民として国際社会に積極的に参画できる人材の育成をめざしています。
既存の高校生中心の海外研修及び留学に加え、2018年度より中学3年生を対象にニュージーランド北島首都ウェリントン近郊にて、ターム(約11週間)留学を開始しました。グローバル社会において必要とされるスキルと国際競争力をさらに早い段階から身につけ、将来の展望に役立てることが目的です。一校につき、本校生徒一人の環境に身を置き、困難を乗り越えてたくましく成長し、英語力にとどまらない地球市民として生きる力を身に着け帰国します。
ニュージーランドの南島ティマルにある名門女子校インテへの1年間留学制度があります。
JAPIU(日本国際理解推進協会)主催の海外姉妹校交流プログラムに、鎌倉女学院は1977年から継続して参加。姉妹校であるアメリカ・ペンシルバニア州にあるパーキオメン・バレー高校との受け入れ・派遣の約3週間の短期交換留学は35年以上も継続しています。
1993年からカナダのオンタリオ州にあるトロント教育委員会の協力を得て、夏休みに高1の希望生徒を対象にした集中英語研修を実施。
2023年より場所をビクトリア州に移し、ホームステイと英会話の実地訓練、文化体験からなる2週間のプログラムを行っています。
2016年から高1約30名を対象に、アジア研修をマレーシア・シンガポールで実施しています。研修中、アジアの豊かな自然に触れたり、現地の方たちとの交流、大学での理系の授業体験等を通し、アジアの多民族文化や国の活力を肌で理解し、新たな視点からグローバル社会で必要とされるスキルを身につけていきます。
「エイドでなくトレード」を合言葉に、フェアトレード団体ネパリ・バザーロと協力して、2011年からネパールの人々の教育と経済的自立を支援しています。
中1・中2では、英語を母国語としないもの同士、手紙やeメールを使ったペンパル活動でコミュニケーションを図ります。
アジア諸国から毎年ゲストスピーチを招き、英語でレクチャをしていただき、英語で質疑応答を行います。アジアの文化、歴史、生活、政治、人権問題などを共に考え、日本のあるべき姿を考えます。
【実施例】
ビルマ出身スピーカーによるレクチャー
フィリピン留学生によるレクチャー
UPASは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの約100校が参加し、学内の多様性を高めるために優秀な日本人学生を受け入れる特別な制度です。
UPAS加盟校の生徒たちは、各大学が設ける成績基準を満たすことで、在籍校の推薦をもって協定大学へ出願することができます。さらに一部の協定校では奨学金制度も設定されており、海外大学進学の夢がより身近なものになります。
鎌倉の地で学び、グローバルな視野を持って国際社会で積極的に活躍することを目指す生徒たちの未来を、さらに応援していきます。