時計反応(高2理系化学)
2024.03.05
高校2年生の化学の今年最後の授業は、反応速度に関する実験を行いました。
2種類の溶液を混ぜて少し待つと、色が急に変化します。
この色が変化するまでの時間は、溶液の濃度に関係しています。
反応が起こる条件を巧みに利用し、時間差で変化が起こるように設計された反応を「時計反応」と呼んでいます。
こちらは慎重に溶液をはかり取っている様子・・・。
目線を器具の目盛りの線に合わせて、しっかりはかり取っています。
溶液の濃度にかかわる大事な操作です。
「コレを毎日やる研究者って大変だね・・・」という声も聞こえてきました。
6つのカップに、同時に試験管の溶液を注ぎ入れます。
緊張のせいか、隣の班に協力してもらうことにしたようで、一人一本の試験管を持っています。
溶液をiPadで動画撮影し、注ぎ入れてから変色するまでの時間をはかります。
その後、Chromebookでデータを解析し、反応速度と濃度の関係について考察しました。