鎌女日誌

図書室で絵巻の見方を学ぶ

投稿日 2024.01.24

今日の図書室ではM1の社会・歴史を学びます。
前回までの、鎌倉時代について簡単に資料をまとめて発表する授業が終わり、文化史の一環としてみんなで絵巻を鑑賞することにしました。
絵巻は日本独自の表現や美意識が表れた文化財です。
最初に『伴大納言絵巻(ばんだいなごんえまき)』を先生に解説してもらいながら、みんなで基本的な技法や鑑賞法をおさえます。臨場感あふれる火事の場面や登場人物の表情からどんな状況か読み取っていきます。
このあと、2〜3人のグループに分かれ、代表的な絵巻を鑑賞していきます。今話題の『紫式部日記絵詞』や『源氏物語絵巻』『鳥獣人物戯画』『信貴山縁起絵巻』『地獄草紙』など盛りだくさんです。初めて見る生徒が多く、驚きの声をあげながら楽しく鑑賞しました。