高3 の英語では毎年アウンサンスーチーさんに関する長文を読んだ後、ミャンマーからのゲストスピーカーをお招きして英語でのレクチャーを聞きます。今年もTin Win さんが授業に来てくださいました。アウンサンスーチーさんと仕事をされていた頃のお話、日本に来て難民申請をして、やっと家族を呼び寄せ暮らし始め、最終的にお子さん3人が皆日本の大学を卒業したお話など、難しい内容にもかかわらずユーモアを交え分かりやすく英語で話してくださいました。そのご苦労の裏には、Tin Winさんの尊敬する緒方貞子さんの言葉、「難民の方々を日本の重荷ではなく、財産と考えている」があり、励みになったそうです。生徒の質問に対し、Z世代のみなさんは、諸刃の剣であるSNSを上手に使いこなし、世界を変える力になってほしいこと、また18歳になる高3生には必ず投票に行ってほしいなどのアドバイスをくださいました。今のミャンマーの情勢はとても心配ですが、私たちも関心を持ち続け、何ができるか考えさせられるレクチャーでした。