鎌女日誌

全国高校ビブリオバトル決勝大会に参加

投稿日 2025.01.28

2025年1月26日、「全国高校ビブリオバトル決勝大会」に神奈川県代表として高校2年の田中さんが参加してきました!

田中さんは、昨年の夏の神奈川県予選で歴史小説「花散るまえに」(佐藤雫著、集英社)を紹介して優勝し、その後、決勝大会へ向けてさらにブラッシュアップを重ねてきました。

全国大会では、まずは全国の凄腕バトラー49名が8グループに分かれて予選を行い、次に各グループのチャンプ本を発表したバトラー8名でグランドチャンプ本を決めるというレギュレーションでした。 出場した田中さんは、グループリーグでチャンプ本に選ばれなかったものの、大会後に感想を聞くと、 「ビブリオバトルはスコアが出なくて基準も見えないし、好きなものは人それぞれ違うから、この結果に納得できました。また、対戦した人たちのレベルが高く、また質問の質も高く、発表だけでなくその質問に答えるのも楽しかったです。とても満足しています!この大会に出られてよかったです!」 と言っていました。

「人を通して本を知る。本を通して人を知る」というビブリオバトルのキャッチコピーの通り、田中さんはこの大会に参加して、そして本を紹介して、同年代にたくさんの本好きの仲間がいることを知り、また自分を見つめて自分を知ることができたのではないでしょうか。

神奈川県代表となってからこの日まで、準備を重ね、見事に走り抜き、自分なりの素敵なゴールに辿り着けたように思います。

貴重な経験の場を与えてくださった活字文化推進会議と読売新聞社並びに関係者の皆様に感謝申し上げます。

田中さん、お疲れ様でした!