北里大学訪問
2024.12.26
鎌倉女学院は、北里大学と高大連携協定を結んでいます。
冬休みが始まったばかりの12月26日、中学3年生~高校2年生の9名が北里大学海洋生命科学部を訪れました。
はじめに、環境生物学講座海洋無脊椎動物学研究室の三宅教授に学部や教授の研究内容についてご説明していただきました。学部の研究内容は、まだ分かっていないことを海洋生物の生態を解明すること、海洋生物が作り出す毒などを医薬品などとして応用していくこと、サンゴの骨格形成を化学的に読み解くなど、多岐にわたっていました。また教授のお話の中で、研究機関と大学の研究のしかたや自由度の違い、それぞれの長所・短所を知ることができました。
教授からは、「新しいチャレンジに対して、『やってみよう』と口にする人は必ず可能にする糸口を見つける。『やれない』という人は本当に不可能にしてしまう。」「中学・高校で学ぶことが、大学受験のその先の人生で必ず活きてくる。無駄だと思うことにも一生懸命取り組んでほしい。」と応援の言葉をいただきました。
進路を決めつつある高校2年生、文理選択から自分の進路を考え始めた高校1年生、まだ自分の可能性を探っている中学3年生にとって、とても良い時間になったと思います。
最後に、海洋生命科学部の学生が主体となって企画・運営している「北里アクアリウムラボ」を見学させていただきました!
「アクアリウムラボの立ち上げには日本の多くの水族館にも協力いただいたそうですが、海洋生命科学部出身の方が多くの水族館にお勤めになっていることにも驚きました。
さまざまなテーマに沿った展示がありました。
カレイの餌やり体験ができる水槽も・・・
なんとタッチプールまで!