英語科

目標

◆ 「読む・聞く・話す・書く」4技能5領域をバランスよく取り入れ、受験英語を超えたコミュニカティブな英語を実践する。
◆ 言語活動にとどまらず、その背景となる文化・歴史・思想の面からの国際理解教育を重視する。
◆ 言語学習を通し生徒自ら学び、考え、表現する喜びを見出す姿勢を尊重する。
◆ 自立しグローバルな視野をもち、地球市民として社会に貢献できる人材を育成する。

創立以来続く、鎌倉女学院の英語教育

本校の「グローバル」と「コミュニカティブ」を柱とした英語教育は、創立者田辺新之助が高橋是清から英語の手解きを受けたことに始まります。アメリカで苦学の末に英語を習得した高橋の授業は、「教室では一切英語で教え、日本語はなるべく使わない」という方針でした。自身も英語教師となった田辺の教え子には、斉藤茂吉や、本校初代理事長である陸奥広吉(陸奥宗光の長男・外交官)らがいます。

そして、その教えは現在の鎌倉女学院の英語教育に受け継がれています。

日本人教師による英語の授業

中学校では4技能5領域をバランスよく取り入れ、しっかりとした基礎を築きます。新しいことを学ぶときにはまず、耳で聞いてルールを類推。それから口頭練習をたくさんして自己表現へとつなげていきます。高校生ではさらに自己表現力をブラッシュアップ。自分の考えを論理的に英語で表現していきます。

中1~高1 : 週5時間。

高2 : 週6時間。

高3 : 週7時間。

外国人教師による英会話の授業

より実践的に、英語を使って生き生きと活動していきます。

中1~高1必修 : 週1時間。クラスを2分割して20人前後のグループで指導。

高2・高3選択 : 週2時間。少人数グループで指導。

鎌倉女学院の英語の特色

ICT教材を活用した学習

Chromebook・iPadを利用した活動もいち早く取り入れています。

能力・興味を引き出し、 バランスよく4技能を身につけていきます。

教科書を離れた多彩な活動

実際に英語を使う機会を多く設け、楽しみながらより実践的な英語力を身につけていきます。

グローバル社会で活躍する準備をします。

豊富な海外研修・留学プログラム・国際交流活動

カナダ英語研修、海外姉妹校交流プログラム、ニュージーランドへのターム留学と1年留学、アジア研修など、楽しみながら力をつけられるプログラムが豊富です。また、2024年よりUPAS(海外大学進学協定校推薦制度)にも加盟し、卒業後の国際社会での活躍も積極的にサポートしています。

詳しくは国際理解プログラムのページをご覧ください。

主な外部コンテスト受賞結果(平成30年度~令和4年度)

毎年多くのコンテストに出場、受賞しています。

◆第63回神奈川県下英論大会:第1位
◆第64回神奈川県下英語弁論大会:第2位
◆第67回チャーチル杯英園弁論大会:東日本第1位、本選第5位
◆Seagull English Speech Contest for High School Students in Kanagawa:第2位、第3位
◆高円宮杯第71回全日本中学校論大会:第8位
◆第12回BCエッセイコンテスト: 優良賞
◆令和3年度神奈川県高等学校英語スピーチコンテスト(第58回全神奈川高等学校英語弁論大会):一般部門第1位
◆第70回チャーチル杯争奪全国高等学校生英語弁論大会:東日本予選2位
◆第60回全国高等学校生徒作文コンテスト:入選
◆オックスフォード・ビッグ・リード2021:高校生部門住作(2名)
◆第15回絵本翻訳コンクール奨励賞(3名)

卒業時の英語力

高校卒業時には、9割の生徒が英検2級以上(CEFR:B1)、3割が準1級以上(CEFR:B2)を取得し、CEFR:B2レベルに達する生徒は4割近くになります。

※CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)

C2・C1=熟練した言話使用者

B2・B1=自立した言語使用者

A2・A1=基礎段階の言話使用者

英語力を活かして、その先の世界へ!

多くの卒業生が、鎌倉女学院で身につけた英語力とグローバルな視野を持ち、世界で貢献・活躍しています。

卒業後の活躍の場は、世界に広がっています!

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国際理解プログラム